中川 正子さん / 写真家
確立された自分、社会と関わる中で養われた審美眼を持つ女性。
HÉRNIがブランドイメージとして投影する一人の女性像を、体現している方にスポットをあてます。
前編に引き続き、中川正子さんにお話をうかがいました。
HÉRNIのルックを見て、若いときにフランス映画に憧れたことを思い出したという、フォトグラファーの中川正子さん。
「モデルさんの筋肉がきちんとある体型やポージングがのびやかで、こんなヘルシーな世界観の下着ブランドってすごく素敵だなと思いました」
左:No.1タンクトップ、No.2アンダーパンツ / 右:No.4キャミソール、No.14ペチパンツ
ヘルシーは中川さんにとって大切なキーワード。一年前から筋トレを始め、ますますスタイルにも磨きがかかっています。
「自分が思っていたより、体力があることがアイデンティティだったんですね。
だから体力の翳りを感じたときにすごく嫌で、ジムに通い始めました。
そしたら自分の体のポテンシャルに自信が持てるようになって、今まで似合わないと思い込んでいたレースとか甘い服にもトライしてみようかと思えるようになりました」
「常に自分を進化させていくことに興味があるから、今は読んだことのないジャンルの本を読んだり、好きじゃないと思いこんでいた映画を息子と観たりと、新しいことに意識的にチャレンジ中。」
仕事の幅も広がり、今年はなんとエッセイ本を2冊も執筆中だとか。
下の写真は、そんな中川さんが大切にしているカメラの古いレンズ。
「現代のものに比べると手間がかかって使いづらいけれど、マジカルな仕上がりがすごく好き。
写真が好きという気持ちを思い出すために、たまに使うようにしています」
前編はこちらから。
Photographed by:中川正子(2枚目を除く)
Interviewed by:藤井志織